事例紹介

国技館等を活用したユニークベニューショーケース開催

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今回は一般社団法人墨田区観光協会、墨田区産業観光部、公益財団法人日本相撲協会の協力を得て、墨田区にある両国国技館とすみだ水族館を会場とし、東京のビジネスイベント業界で活躍する方々をお招きし、ユニークベニュー活用方法について役立つアイデアを提案しました。

国技館:土俵を外したスペース利用と東京ならではのおもてなし

大相撲の本場所でも使われる土俵と座席の一部を外した広いアリーナにて、一方はステージ、もう一方には展示エリアを設けました。吊り屋根が醸し出す日本の伝統的な趣きを保ちつつ、場内を華やかに彩るモダンな照明を施しました。エントランスには帝国華道院の作品ですみだの春の桜と夏の花火大会をモチーフにした美しい生け花を飾り、豪華な雰囲気を演出しました。

参加者には約70年前に製造され、墨田地域限定品として復活した懐かしのドリンク「トーキョーサイダー」や東京で作られている狭山茶をウェルカムドリンクとして味わっていただきました。

さらに、相撲部屋で出されているちゃんこ鍋などと共に、デジタル画像技術を駆使した大相撲のパフォーマンスを楽しむ等、国技館でイベントを開催する際の魅力を存分に体験していただきました。

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水上バスに乗船し、すみだ水族館も併せて活用

その後、参加者は水上バス等を利用してすみだ水族館に移動し、ネットワーキングイベント等の活用方法を体験いただきました。新日本フィルハーモニー交響楽団の演奏によるお出迎えに始まり、参加者には江戸東京野菜を使った料理や食べられるコップ、「蔵前WHITE」(パンの耳を再利用)というビール等、持続可能性を考慮した食事を提供しました。さらに、バーテンダーのジャグリング・パフォーマンスや芸妓さんとの記念写真撮影等を楽しみながら、参加者同士の交流を深めていただきました。

今回は、東京での思い出に残る魅力的なビジネスイベントのアイデアとして海外に人気の高い大相撲の会場等を活用したショーケースをご紹介しました。東京観光財団では、イベントの趣向に合わせたユニークベニューやその活用方法を今後も提案していきます。

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<会場について>

国技館は東京の有名な大相撲の会場で、土俵にかかる吊り屋根や、館内に飾られた名勝負の絵がユニークな雰囲気を醸し出し、日本の伝統的な文化を求めるプランナーやオーガナイザーに最適な施設です。スタジアムは1,600平方メートルのビジネスイベントスペースに変更可能で、シアタースタイルで1500人、バンケットで600人、レセプションで1,000人を収容することができます。600平方メートルのホールもあり、バンケットは400人、レセプションは600人収容することができます。他では体験できないオーダーメイドのイベントを開催してみてはいかがでしょうか。

すみだ水族館は東京スカイツリータウン®内にあり、浅草にも近く、アクアリウムの照明が特別な雰囲気を与え、ビジネスイベント開催にも活用可能な施設です。最大1,994平方メートル、スタンディングで300名収容可能です。

また、東京ユニークベニューのウェブサイトでは、これらの会場以外にも、東京ならではのビジネスイベントを演出する様々な会場をご覧いただけます。